建築基準法施行令第46条2項許容応力度計算ルート1（令第82条）で計算してください。
特長
＜Ｋ型＞の特長
- 筋かいのみで、相当壁倍率4.1倍～5.0倍の耐力を確保しています。
- 横方向からの加力に対して左右の性能差が無く、状況に応じた反転設置が可能です。
- 構造用面材を張ることにより、相当壁倍率を5.8倍～6.9倍まで向上させることができます。
- 面材留め付け方法に”大壁1枚張り”が新たに加わりました。（従来は”大壁中桟上下2枚張り”のみ）
- 面材留め付けくぎに”CN50”が新たに加わりました。（従来は”N50”のみ）
- 従来450mmであった最大梁せいが600mmへ拡大しました。ガレージの開口部などに使用する、ロングスパン梁に対応しやすくなっています。
＜Ｘ型＞の特長
- 筋かいのみで、相当壁倍率6.3倍～7.0倍の耐力を確保しています。構造用面材を張ることが難しい、室内壁への使用に最適です。
- 横方向からの加力に対して左右の性能差が無く、状況に応じた反転設置が可能です。
- 最大梁せいが600mmに対応しています。ガレージの開口部などに使用する、ロングスパン梁に対応しやすくなっています。
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取付参考図
CAD
その他
商品概要
施工方法
仕様
構造性能
| 壁種類 | 横架材間内法寸法※ | 筋かい45×105mm | ||
|---|---|---|---|---|
| 相当壁倍率(1mあたり) | 許容せん断耐力(kN/m) | |||
| ＜Ｋ型＞ | 筋かいのみ | S：1950以上～2250mm未満 | 5.09倍 | 9.99 |
| M：2250以上～2550mm以下 | 4.61倍 | 9.05 | ||
| H：2550超～2850mm以下 | 4.13倍 | 8.11 | ||
| 筋かい＋壁下張面材 | S：1950以上～2250mm未満 | 6.91倍 | 13.56 | |
| M：2250以上～2550mm以下 | 6.37倍 | 12.50 | ||
| H：2550超～2850mm以下 | 5.83倍 | 11.44 | ||
| ＜X型＞ | 筋かいのみ | S：1950以上～2250mm未満 | 7.00倍 | 13.72 |
| M：2250以上～2550mm以下 | 7.00倍 | 13.72 | ||
| H：2550超～2850mm以下 | 6.33倍 | 12.41 | ||
注）設計方法につきましては、必ず「新・つくば耐力壁設計マニュアル」をご参照ください。ご使用の際は、許容応力度計算が必要です。
※床合板の上から設置する際は、床合板上端～横架材下端の寸法としてください。
仕様概要
| 寸法 | 柱間 | 芯々寸法:450mm、455mm、500mm(内法寸法:330～395mm) | |
|---|---|---|---|
| 横架材間 | 内法寸法:1950～2850mm (S=1950以上～2250mm未満、M=2250以上～2550mm以下、H=2550超～2850mm以下) | ||
| 構成材料 | 筋かい | 日本農林規格単板積層材 | 45×105mm |
| 中桟 | 日本農林規格同一等級構成集成材 | 105×105mm、120×120mm | |
| 壁下張面材※ | ・構造用合板1類2級 ・JIS A 5908 構造用パーティクルボード ・JIS A 5905 構造用MDF | 幅0.5P、厚9mm N50またはCN50@150mm | |
| 専用金物 | 筋かい金物および中桟金物 | ||
※壁下張面材および面材用くぎは商品セットに含まれません。別途ご用意いただく必要がございます。
構造適用範囲概要
| 構造種別 | 木造/軸組工法 |
|---|---|
| 用途 | 一戸建て住宅、店舗、事務所、倉庫、長屋、車庫またはそれらの併用 |
| 階数 | 1階建て、2階建ておよび3階建て |
| 基本モジュール | 900mm・910mm・1000mm |
| 構造計算ルート | 建築基準法施行令第46条2項の規定 許容応力度計算ルート1 |
商品名・商品コード
| 商品名 | 商品コード | 梱包 | セット内容 | 重量(kg/セット) |
|---|---|---|---|---|
新・つくば耐力壁＜K型＞ 105角用 | TK100100 | 1セット | 筋かい金物（4個）/中桟金物（2個） 中桟（1本）/筋かい（2本） 専用角ビットビスTBA-45 48本/TBA-65 36本 ドリフトピンMDP-103（118）4本 設置位置確認図1部/施工マニュアル 1部 | 15.0 |
新・つくば耐力壁＜K型＞ 120角用 | TK100200 | 1セット | 15.0 | |
新・つくば耐力壁＜X型＞ 105角用 | TK300100 | 1セット | 筋かい金物（8個）/中桟金物（2個） 中桟（1本）/筋かい（4本） 専用角ビットビスTBA-45 80本/TBA-65 72本 ドリフトピンMDP-103（118）4本 設置位置確認図1部/施工マニュアル 1部 | 30.0 |
新・つくば耐力壁＜X型＞ 120角用 | TK300200 | 1セット | 30.0 |
よくある質問
構造計算ル－トを教えて下さい。
構造計算は依頼できますか？
弊社では行なっていませんが、ご紹介可能です。
梁せいサイズの基準はどのくらいですか？
評定書では、150mm以上600mm以下となります。
幅450・455・500とは、柱の芯々寸法ですか。120角柱は対応できますか？
柱の芯々寸法です。105角柱（3寸5分）、120角柱（4寸）に対応できます。
相当壁倍率5.09倍とは1壁あたりの耐力ですか？
「5.09倍」とは、1mあたりの耐力です。5.09に壁長を掛けた数値（例：5.09×0.455＝2.31）が1壁あたりの耐力となります。
設置にあたって、柱や梁へのプレカット加工が必要ですか？
必要ございません。
また、現場取付時に柱・梁への加工は不要です。
販売ルートを教えてください。
弊社の商品をご購入されているルートがありましたら、そちらにお問い合わせください。
価格を教えてください。
設計価格は、1セット＜Ｋ型＞50,000円、＜Ｘ型＞80,000円（共に税別）です。
納品場所は指定できますか？
最寄りの営業所にお問合せください。
新・つくば耐力壁は2階にも設置できますか？
1階だけでなく、2階・3階にも設置できます。
新・つくば耐力壁は左右に性能差がありますか？
面材耐力壁同様、左右に性能差はございません。状況に応じて左右反転設置が可能です。
どのタイミングで取り付ければよいですか？
一般的な筋かい同様に、上棟後に施工してください。
新・つくば耐力壁を並列配置することはできますか？
可能です。
〈Ｘ型〉は両壁間の内側から施工が可能なスペースが必要です。
詳細は「新・つくば耐力壁設計マニュアル」をご参照ください。
1棟の建物に＜Ｋ型＞と＜Ｘ型＞を混在して使用することはできますか？
可能です。
詳細は「新・つくば耐力壁設計マニュアル」をご参照ください。
＜Ｋ型＞と＜Ｘ型＞の使い分けはどの様にすればよいですか？
厳密な使い分けルールはございません。
面材を張ることが難しい室内で、高耐力の壁が必要な際は＜Ｘ型＞をご使用ください。
中桟に配線用の縦穴をあけてもよいですか？
必要な場合は、中桟の中心位置に直径30mm以下であけてください。
1箇所の設置時間はどれくらいかかりますか？
1箇所あたり15～20分程度です。
施工にはどの様な工具が必要ですか？
メジャー、ビス施工用のインパクトドライバーおよびドリフトピン施工用のハンマーです。
特別な工具は使用しません。
設置箇所数の制限はありますか？
ございません。
中桟金物の設置位置はどこですか？
上下方向は壁内法高さ（土台・床梁上端～梁下端または床合板上端～梁下端）の中心、奥行き方向は柱芯となります。
柱芯を出すガイド金物を製品に同梱しております。
