高耐力オメガメタルブレース〈水平用〉

①設置する水平構面の四隅それぞれに高耐力ＯＭＢ端部金物用のボルト孔を4箇所あけます。
②座金を介した六角ボルトＭ１２と六角ナットＭ12（別売）で高耐力ＯＭＢ端部金物を仮固定します。
③専用角ビットビスTBB-75でとめ付けます。
④高耐力OMB端部金物の六角ナットM12を工具で締め付けます。
⑤高耐力ＯＭＢ端部金物のボルト孔芯－芯の寸法をそれぞれ計測します。
⑥ブレースセットを組んで1本の鋼製ブレースにして長さを合わせます。（2本）
⑦高耐力ＯＭＢ端部金物のボルト孔にブレースのボルト孔を合わせ、ワッシャーを介して、六角ボルトＭ１６を六角ナットＭ１６で工具を用いて締め付けます。（ブレース両端）
⑧それぞれのターンバックルを手で締め付けた後、工具で締め付けます。（推奨トルク10Ｎ・ｍ）
⑨それぞれのターンバックルの両側の六角ナットＭ１６を工具で締め付けて完了です。

• 腐朽、腐食、湿った木材への取り付けは避けてください。
• 断面寸法105×150mm以上の横架材をご使用ください。
• ブレースは必ず「たすき掛け」で使用してください。
• 勾配のある床構面に使用することはできません。
• 横架材同士の接合部は床倍率に合わせた接合金物（羽子板ボルト、ホールダウン、短冊等）で接合してください。
• 横架材間隔及び床組の形状比が適用範囲を超えるものについては、評価対象外となり使用できません。
• 堅木、木材のフシ部分へのビスの施工の際は、下穴をあけてからねじ込んでください。
• 高耐力OMB端部金物を固定する六角ボルトM12、座金は別売りです。必要数を拾い出し、ご用意ください。
  「端部金物用ボルト座金拾い出しシート」をご用意しております。

高耐力オメガメタルブレース〈水平用〉を用いた床構面の存在床倍率は、対象建築物のモジュール、床構面の長辺寸法及び短辺寸法に基づき、床倍率一覧表より選定できます。

存在床倍率の引当例

短辺2.275m×長辺2.730m（形状比1：1.2）の場合➡表中の「4.9倍」とします。

「高耐力オメガメタルブレース」〈水平用〉の詳細については「高耐力オメガメタルブレース〈水平用〉設計技術マニュアル」がございます。
（お問い合わせはCSセンター 0120-558-313）